Profile Stories

Kantaro Tanaka

田中貫太郎 / ファッションスタイリスト

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#My Profile

プロフィール

Kantaro Tanaka

/ 田中貫太郎

2000年8月30日、葉山に生まれ。
両親の離婚をきっかけに千葉での生活が始まる。
お茶の水美術専門学校でアートへの感性を開花させ、さらに文化服装学院でファッションを学び、2022年に卒業。
パタンナー勤務を経て、古着屋に就職すると、これが独自のスタイルを生み出す原点となり、クリエイティブな探求心からスタイリスト活動へとつながる。
スタイリング&オーダーメイドを中心に活動する「KATJA」を立ち上げ、日常の枠を超えた視点でスタイルを提案し続けている。

Interviewer:

Luke

Interviewee:

Kantaro

#Introduction

イントロダクション

今の活動とライフスタイル。

Luke

我々は16歳の時からの友人だからなんとも聞きづらいんだけど、改めて自己紹介をよろしく!

Kantaro

文化服装学院の夜間を2024年に卒業して、一年くらいパタンナーアシスタントをしてたんですがクビになっちゃって。
今は、Gleefulという古着屋で働いています。

Luke

今、古着屋(Gleeful)で働いててどう?

Kantaro

昔から古着が好きだし、新しい古着の知識だったりお客さんにコーデを組んだりするのが楽しくていい感じですね。
人間関係もいい感じで充実してますね。

Luke

おお、それは良かった!
どんなことが好きというか、興味があるの?

Kantaro

昔からロックが好きで、特にOasis・Beatles・Andymoriが好きですね。
ロックスター(リアム・ギャラガーやジョンレノン)に憧れがあって。
やっぱり、人間何か失ったり足りてないことが絶対にあって、それが美しいと思うんですよ。それが僕の場合は愛なのかなと思ってます。
それを追求し表現して伝えていく手段が、僕にとっては「ロック」や「ファッション」なんです。

Luke

だからギターやってるのか。

Kantaro

そうです、20歳の時に始めて今となっては最高の趣味になってます。
ギターに生かされてます、本当に。

#Reflect

きっかけを振り返る

今に繋がった、ターニングポイント。

Luke

ファッションに興味を持ったきっかけってなに?

Kantaro

専門学校に入る前に、友達に連れられて古着屋に行ったのが「初めてのファッションとの出会い」です。
それまではAmazonで服を買っていたので、あれがなければ今の僕はいないかもしれないですね。

Luke

一瞬で虜になっちゃった?

Kantaro

流行りで買うと流行りが終われば着れなくなるけど、自分の好みで買うとそこから自分のスタイルが分かってくるので、着ない服があんまり無いんですよね。

Luke

文化服装学院ではどんなこと学んだの?

Kantaro

お茶美に通ってた時に洋裁教室をやっていた先生がいて、服作りにも興味があったので本格的に勉強するために入学したんです。
「本格的な服作り」としか言いようがないですが、服を一通り作れるようになりましたね。
他にも素材の勉強とか生地、歴史など学べたのも良かったです。

Luke

在学中にもうパタンナーとしてバイトしてたもんね。

Kantaro

そうですね、在学中からパターン制作の会社でバイトさせてもらっててそのまま入社するんですけど、あまりうまく馴染めなくてクビになってしまいました。
それで色々考えた結果、「つくり手」は向いてなくて自分の原点に返ってみようと思って古着屋に転職しましたね。

Luke

それに、一番最初に行った古着屋がGleefulなんだから面白いね。

Kantaro

まさに原点でありきっかけですよね。
一番最初に足を踏み入れた古着屋であるGleefulに、このタイミングで運よく転職できたのは本当に嬉しかったですね。

#Roadmap

ロードマップ

これからやっていきたいこと。

Luke

これからやっていきたいことはある?

Kantaro

今、商品管理で倉庫の担当にいるので、もっと知識をつけてバイヤーとして海外に行ってみたいですね。

Luke

流通を経験できるのは大きいね。消費者からは見えない部分だから興味深い!
個人では「コーディネーター」として活動を始めるって聞いたよ。

Kantaro

コーディネートだったりスタイル提案が得意で好きなので、スタイリストになりたいなと思ってます。
実際店舗に立った時には、お客さんにスタイル提案できるのが楽しみになってますね。
一緒に都内の古着屋をまわって、その人にあったスタイルを提案したいなって。
あんまり古着を着たことがない人にも、良さを知って欲しいというかファッションの魅力を伝えたいです。