臼倉 直

臼倉 直

Nao Usukura

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01

旅する農大生

農大生を活かし、全国を旅しながら「人との縁」を紡いでいく。

ルウク@mirr

直くんも浅見さんにお世話になってたみたいで、びっくりしたよ。

臼倉 直

そうですね!時期は違ったのでお会いはしてなかったですが、驚きましたね。

生い立ち

彼のアグレッシブな行動力源と、家庭環境を聞く。

ルウク@mirr

そういえば、どこ出身なんだっけ!

臼倉 直

生まれは栃木です!父親も母親も両方とも栃木で、栃木の宇都宮とかあの辺りで元々住んでましたね。

ルウク@mirr

長い間、栃木には住んでたの?

臼倉 直

いや、3歳でもう埼玉に来てます!
もうほぼ記憶ないんですけど、父親の仕事の関係で埼玉来て、それがらずっと大宮にって感じです。
埼玉に来てからも家を転々としてて、トータルで引っ越しを4、5回ぐらいやってますね。

ルウク@mirr

結構引っ越し多いね。
俺はあんまり引っ越し経験がないタイプだから理由が気になるな。

臼倉 直

小学校5年生の時に両親が離婚したことで、別の家に移動したのをきっかけに引っ越しがかさみましたね。

ルウク@mirr

そうなんだ、「離婚」に対してはショックとかなかったの?
なんか、心理的にも負担が大きい出来事だったと思うから。

臼倉 直

いや、特に!😅
あんまり、あんまり家にいなかったタイプの父親だったんで。

というか、まず基本的に記憶にほぼなくて。
微塵もないわけじゃないですけど、基本家にいないというか、生活リズムが子供と合わないタイプの人だったんで。
昼ぐらいに出勤して夜遅くに帰ってくるタイプだったんで。

ルウク@mirr

この写真って何歳ぐらい?
あ、元々苗字「うがじん」だったんだ、これまたかっこいいな!

臼倉 直

幼稚園生なんで、5歳とかそんなもんですかね!

宇賀神はそれこそ栃木に多くて。実在する神様の名前なんですよね。
響きはかっこいいんですけど、宇賀神様の見た目がかっこよくないんで😅

ルウク@mirr

そうなんだ。
でも臼倉さんもマジで珍しいけどね。俺出会ったことないよ。

臼倉 直

多分「臼倉」の方が珍しいかもしれないですね!

ルウク@mirr

直くんはかなり活動的な印象を受けるけど、アグレッシブな家系だったの?

臼倉 直

いや、家系を見ても俺だけなんですよね、こんだけはしゃぎ回って動いてるのは!
でも、みんな好きなことやって、流れに身を任せて生きてる感じです。

ルウク@mirr

え、でもお母さんパワー系だって聞いた気がして!
めちゃくちゃ働いて養ってくれてるって。

臼倉 直

そう、めちゃくちゃパワフルなんです。
「パティシエ関係の専門学校」に行っておきながら、修行するって大阪に行くもなぜかパティシエにならないで、栃木に戻ってきてからは「トラックドライバー」やってて。
その後にヤマダ電機の店員になって、そこから父親について埼玉に来て、マクドナルドの店員、そして今は介護職やってるよくわかんない人なんで。

ルウク@mirr

てかお母さんの経歴知りすぎでしょ!😂
じゃあそういう話もできるぐらい親子関係は良いんだ。

最近

北海道から福島・浪江町へ、日本各地を巡りながらお手伝い。

ルウク@mirr

そういえばこの前の浪江町のカレー試作はどうなった?
キーマカレーは作ったの?

福島・浪江町に大学関連の行事で、「役場」と「イチジク農家」と共に新商品の開発をするべく、彼はイチジクカレーの開発に従事していた。
ワタナベも一泊二日で顔を出しにいき、イチジクカレーの試作品を頂いた。

臼倉 直

一応作ったんですけど、それよりもイチジク農家さんと3日間連絡が取れない事件が起きて(笑)
昼には来る予定だったのに結局1回も来なくって、連絡が取れないっていう。

ルウク@mirr

災難だったね。でも試作会は進んだようだから良かったよ。
直くん自身の活動自体でいうとさ、今はどういう活動をしてるんだっけ?

臼倉 直

ほんとに知り合いの方とかがいらっしゃるところに、どこにでも飛んでなんでもするっていう感じで。
もう本当に「どこにでも行って何でもしたい!」が目的なんで!

ルウク@mirr

でもベースにあるのって、「農業」でしょ?
今回の福島もそうだけど。

臼倉 直

いや、全然そうでもないです!
今回、北海道行ったのも役場の仕事で「デスクワーク」ですし!

臼倉 直

インターンでやったのは完全デスクワークで、 突然「キャンプの手伝い」やったりだとかもします!
宮崎に行くのは「地域振興の手伝い」に行くのと、静岡は「ホテル」と「農作物の加工場」の手伝いに行きましたね。

ルウク@mirr

全然話変わるけどさ、今通ってる農大自体は辞めるつもりとかはない?

彼は、東京農業大学に通う2年生。個人での活動が盛んになるにつれて大学での勉強にフラストレーションが溜まっていく。現在は休学中とのことである。

臼倉 直

大学出ちゃっても(辞めても)いいかなと思って。
性格的に「大学」っていうものが合わなくって、なんなら「このままだと卒業できないんじゃないか」ぐらいに思ってるレベルなんですよね。

母親は別に理解してくれてて、最悪「辞めてもいい」とは言ってるんですけど、学費を親戚が出してくれてて、親戚からは「大学は出てくれ」って言われてて悩んでます。

ルウク@mirr

それで浅見さんに相談したんだよね!

臼倉 直

浅見さんは、俺が「勉強が向いてない」とか、その大学は多分合わないだろうなっていうのは、やっぱ1年間パラリアでお世話になって他ので理解してくれてて。

とにかく「大学生」っていう肩書きは強いよっていう話をしてもらって。
やっぱり、日本中どこに行くにも「大学生です!」っていう、看板があった方がいいと。

ルウク@mirr

そうだね、俺も24歳で大学に入り直した身だから言えるけど、「専攻を持っている」ことはアイデンティティになるからね。
休学のすゝめは賛成だな〜!

臼倉 直

なので、今はまだ「大学生」っていう肩書きの元で活動できたらちょうどいいな〜と思ってます。

もう休学の申請してあるんで!

ルウク@mirr

そっか!で、ちょっとさ、別に時系列バラバラでもいいんだけど、「ビジョン」を最初に聞きたくて。
例えばだけど、今後はどんなライフスタイルを目指してる?

臼倉 直

あ、 いつかはちゃんとお金とか稼げればいいなと思って!

単純に、お金がなくても人の繋がりとかが沢山あれば、幸せに生きられるし、死なないし、楽しいだろうっていう考えなんですよ。

臼倉 直

今はほぼ自転車操業的な感じで。
バイトでお金稼いで、地方に行ってお手伝いして〜の繰り返しをしてるんで、貯金も何もほぼない感じなんですけど、でも別に死なないし、お手伝いで行けばご飯食べさせてもらえるし!

いつか「1人暮らし」を考えたら、多少の給料とかはあった方がいいんでしょうけど。
だから、いろんなことやってく中で「これビジネスにできるな」と思ったら、実際にビジネスにしたりだとかが理想です。
あと、いつかは友達とかと会社とかを立てたいな〜とは思ってます。

ルウク@mirr

人の繋がりを、すごく大事にしてるんだね。現に役場の人とか、色んな世界の大人と仲良くしてるもんね!
まず最初に自分から貢献する気持ちがあるのはめっちゃいいね。

臼倉 直

昔の貨幣のいらないあの時代とかあるじゃないですか。
「これやってあげるから、これちょうだい」みたいな生き方とか、すごいいいなと思って。
まだ未だに田舎の方とかだと全然あるじゃないですか、お礼にお米をもらうみたいな!

それこそ、おじいちゃんがそんな感じのことやってるんですけど、電気関係の資格とかも取って電気屋で働いたのもあったんで、近所の人に「エアコン壊れたから直して」って言われて直しに行って、帰りに白菜持って帰ってくる。
なんかそういう感じの生活っていいなと思って。

ルウク@mirr

ちなみに、自分の軸というか、一番の興味関心ってどこにあるの?

臼倉 直

今は何でも興味があって、本当になんでもやりたいし、なんでも見たいしっていう感じなんで!
向いてないと思うものでも一度はやってみたいなって思ってるんです。

ルウク@mirr

今はそうだよね、吸収したいタイミングってことだもんね!
食わず嫌いしないタイプなんだね。

臼倉 直

1回はやってみたいじゃないですか。
「怖そうだな」と思っても、まあ1回はやってみたいなと。他に影響出ないなら全部やってみたいな〜ぐらいな感覚です。

ルウク@mirr

今のところやってみて、「この仕事いいな」とか、「このお手伝い良かったな」とか、そういうのはあった?

臼倉 直

大雑把に思ってるのは、 座ってずっと仕事をやるより、「動き回ってること」がやっぱすごい好きだなと思って!
「同じことをただやり続ける」のが基本嫌いで。なんか、常になんか面白いこと、新しいことをやり続けることが好きですね。

ルウク@mirr

そうなんだ。そういえばさ、「大人に対して抵抗がない」みたいに言ってたじゃん。
周りの友達とかは結構怖がって〜みたいな。なんで大人への抵抗がなくなったの?

臼倉 直

礼節はめちゃくちゃ必要だと思いますし、 その辺はもう軸ブラさずにしっかりやってるんですけど、でもそこさえあれば「単なるイチ人間同士のコミュニケーション」じゃないですか。
年齢が違うかろうとなんだろうと思うことがあれば言えばいいし、言っちゃいけないこととかもありますけど、そこは別に礼節さえ弁えておけばわかります。

自分ができないことは特化してる人にお願いするした方がうまいこといくことを知ったので。
頼れるもん、使えるもんは全部使えっていう精神なんです!

ルウク@mirr

周りの友達がさ、「大人を怖がってる理由」みたいなのはなんなんだと思う?

臼倉 直

やっぱりあれですね、自分で勝手に「こんなことしたら迷惑かも」とかが多分考えるのが多いんだなと思いますね。
でも基本的にその人がついてる職についてのことだったり、専門的にやってることに対して頼られたら基本別に嫌な気する人いなくないですか?

だから 名刺とか交換したりとかして、「困ったらいつでも〜」とかって形式的に言う人もいますけど、実際頼られたら頼られたら嬉しいじゃないですか。
じゃあ別に頼めばいいじゃん!と思って連絡するんですけど、やっぱり他の人は基本みんなやっぱ遠慮して連絡しない人も多いんで。

ルウク@mirr

確かに変に気を遣っちゃってる人は多いかもしれないね。
直くんの言う通り、みんな頼られたら嬉しいよ。寧ろ、嫌な顔する人とは付き合わなければいいだけだもんね。

ルウク@mirr

今、めっちゃ活動的になったきっかけが知りたい!

臼倉 直

1番最初にこう、活動的になったのが、その、高校の時に参加したグリーンインフラプロジェクトっていう、自然を用いた長期的に利用ができる、 持続可能なそのインフラのことを言うんですけど、それを用いて高校周辺の地域を、高校生の新鮮な視点から改めて作ろうみたいな感じの参加自由の企画があって、最初は参加費2000円で、演習にも行けて、楽しい活動できるっていう、それだけのノリで行ったんですけど、実際やっぱやってみたら楽しくって。

やっぱ1番何が好きかって、その人と話すのが、喋るのが1番好きなので、 その地域創生、まちづくりが1番そっからの仕事には繋げやすいかなという。
みたいな感じで、その地域住民の方とかと話しながら、 ここはこういうことがいいんだなとかっていうのを理解しながら、それを反映していけば、まちづくりってのは自ずといいものができると思ってるんで、それを高校の時にやって、1番楽しいなと思って、そっから大学も今の農大の今の学部に入って、で、そっから自由に動いてっていうのをやってるんで。

ルウク@mirr

やっぱりなんかベースは「地域に貢献したい」とか、なんかそっち系だよね。

臼倉 直

多分自己満じゃないですかね。やっぱり1番は。そうだ、
自分がやっぱ1番楽し。 人に自分が楽しい、人に楽しんでもらいたいとかでも、あと、人と話したいとか。
でも1番は人と自分が喋ってて自分が楽しいが1番根幹かなと思います。

カンタロウ@mirr

具体的に人と関わってどんな時が楽しいと感じる?

臼倉 直

でも自分が「知らないもの」、「知らない感覚」、「知らない考え」とかを聞けた時とかが楽しいです。
なんか自分の同じ趣味が合う人とか感覚が合う人とかの話聞いて、共感するのも楽しいですけど、それだけじゃないですか。
でもやっぱそれより自分と全く違うことやってる人とか、全然違う考えを持ってる人とか。

ルウク@mirr

逆にどんな人が合わないと感じる?

臼倉 直

押し売りというか、押し付けたりしてくる人は、やっぱり基本的に嫌いですね。
本当に世の中いろんな考え、いろんなものがあると思ってるんで。それを、「自分がこうだから」って、 「お前もこうしろ!」みたいな感じで押し付けてくるのはもうダメですね。

ルウク@mirr

でもさ、今自分が大切にしてる人からの紹介だとあんまりないよね。かなりレアケースというか。

臼倉 直

基本的に聞いてくれるタイプの人が多いなと思います。

ルウク@mirr

変な言い方だけどさ、若い時って「キラキラした生活」にやっぱ憧れたりする人多いじゃん。
例えば、なんだろうな、高級なところに行ったりとかさ、高級なもの買ったりとかさ、 もう本当にキラキラしたいみたいな。
で、周りもそういう感じだとさ、なんかもっと派手になりたいみたいな欲求が出てくると思うんだけど、なんでないのかなと思って。珍しくない?

臼倉 直

なんでしょうね、 親が背中というか、離婚したのもあって、で、姉はだいぶちゃんと子供らしく普通に成長してるんですけど、 なんか昔から物事考えすぎたりするのがあるのか、いらんところで母親の配慮だとか考えたりだとかを
めちゃくちゃやったりだとか、今多分家のお金ないだろうな、だからこういうこと言うのやめとこうとかっていうのをずと考えてるとこ。色々やってたりとかした結果、なんか色々考えて、なんか別に、 別に金なくても楽しい生活はできるだろうけど、実際問題、だって自分の親たちがやってる生活って、別にそんなめちゃくちゃ裕福じゃないけど、でもちゃんとその家族がいて、 仕事をしたりとか、ある程度の金があって、多少は自由にできてて、別にそれでよくね。と思って。

自分の、やっぱりその、自分の親とか、その祖父母とか、身近な人の生活がすごい別に裕福なわけじゃないけど、 でも別にそれで良くないと思って。それが楽しいし、 ちゃんとそれで周りに自分の人もいて、関係性の深い人もいて、で、楽しくやってるんだったら、別にそれが1番良くないと思って。

ルウク@mirr

幼い時から、じゃあお金以外の、なんか本当の家族愛みたいなものに対して触れてたというか、ちゃんと考えられてたんだね。

臼倉 直

そうですね。
祖父母の方の家に行けば従兄弟が合計6、7人ぐらいいたりとかしたんで、そこで年に1回集まったりだとか!

年1で海外旅行に行くとかっていうよりも、田舎のじいさんのところに親戚で集まるのがすごい楽しいですし、沢山の人がいてみんなで笑顔で過ごしてる方がいいなっていうのが昔からあって。

ルウク@mirr

そういう生活で、「お金」っていうよりも、「人の繋がり」みたいなところにちゃんと焦点を当てられて、そこに価値を感じるからこのお金は後回しというか、お金よりも価値があるっていう風に考えられてるだね。

臼倉 直

ちょっと昔から基本考えすぎなぐらいなんで。

ルウク@mirr

いやでもなんか今になって俺も思うけど、やっぱりその人の繋がりこそ1番大切だから。
なんか自分で何かやるって時もさ、いっぱい人に愛されてたらさ、 絶対助けてくれるじゃん、周りが!

臼倉 直

いや、多分どっちでもいけると思うんですよ。
めちゃくちゃ金があれば、金で幅効かせればなんでもできると思うんですけど、でも金なくなったら終わりですよね。
「これやりたいんです」って言って、自分の人脈全力で使えば、やろうと思えば何でもできますよね。

ルウク@mirr

ビジネスの成功とか人生の成功とか、多分「その人の才能」とかってそこまで関係なくて、 「どれだけ多くの人と仲がいいか」で成功って決まっちゃうと思うんだよ。
とんでもなく才能のあるやつが、才能順に売れていくかっていうとそうじゃなくて。
なんか、「愛されてる順」に売れるんだろうなって思ってて。でも、アメリカとかだととんでもない才能持ってるやつが一晩で認められてバーンって行くじゃん。でも日本だとないじゃん、あんまり。

臼倉 直

そうですよね。
でも俺は自分の考えだとかを曲げる気も微塵もないんで。新しく中学校に入って、高校に入って、大学に入ったとか、新しいコミュニティーに入る時に、新しい友達とか周りに馴染むために、性格を変えたりだとか、趣味思考変えたりだとか、合わせるとかする人も結構いますけど。

もうそんなことどうでもいいと思ってて、自分のやりたいように生きてて、それに合うやつだけ周りにいればいいと思ってるんで。
別にそれは横暴なことをする訳でもなくて。
普通に生きてる中で、「合わないな」と思ったら特に無理もしなければ合わない人は勝手にいなくなってるし、合う人は周りに残るし、別にそれでいいと思ってます。

転換点

あらゆる地方プロジェクトに自主参加し、全国を飛び回る彼の原動力はどこから来ているだろうのか?

カンタロウ@mirr

話戻るけど、さっき言ってた「グリーンインフラプロジェクト」について具体的に聞きたいな。

臼倉 直

高校入学がコロナの発生した年で、もう合宿もないわ、校外学習もほぼないわみたいな感じの年だった中で、一切告知もされず、教室に貼ってあったポスターをよく見たら参加費2000円で郊外に行って宿泊学習みたいのもありつつ、年間を通してやるプロジェクトではあるけど、参加費としてはすっごい安くできるよっていうのがあって。
「うわ、何それ面白そう!」ぐらいの感じで友達と何となく入ってやつだったんですよね。

でも、やってみたら実際めちゃくちゃ面白くて。
その高校全体で5年間でやるプロジェクトの高半3年間がちょうど俺の年で、はいはい、
その3年目から参加した3、4、5の3年間をで入ったんですけど、 そこにがっつり参加して。

カンタロウ@mirr

具体的にはどういうことをやって、どういうところが楽しかった?

臼倉 直

高校に直接協力してくれていたその会社の会社があって、そこの会社の方主導でそのインフラが使われている実例を毎年どこかしらを見に行って。
確か、1年目が山奥の「凄い昔の川」とか、シンプルなインフラを見に行って、

そっから地域をどんどん、どんどん海の方にずらしていきながら、いろんなグリーンインフラを見て、最終的にグリーンインフラがしっかりと使われてる町を見に行ったりとかもしてっていうのをやりつつ、 その最終目標は、「高校周辺の地域を、高校生の柔軟な考えの中から、グリーンインフラを用いたい町を作って、町づくりの構想してみよう」っていうプロジェクトで、それを学生で学んで考えて、最終的に役場に提出しに行くまでやったんですけど。

ルウク@mirr

そこで役場とちゃんと関わったというか、関わりを持ちはじめた?

臼倉 直

いや、役場のそのプロジェクトの方針自体は、学校側の方針でやってくれるやつで、最後その市に提案に行っただけで、がっつり市が絡んでるプロジェクトでもないんですよね。

グリーンインフラの実例みたいのってどういうのがあんまりぱっと見てイメージできないと思うんですが、そのコンクリとか使われてる道路とか、ああいうのはグレーインフラっていう名称があるんですけど、その水路とかその川とかが増水して氾濫するのを、あえて川の周辺に畑とか田んぼを作って、増水したときにそこに軽く流入させることによって増水被害を最低限で抑えるようにしたりだとか。
しかもそれも別にコンクリとかでつけるわけじゃなくっても、ある自然を利用してやったりとかしてるから、 別にその整備とかがそんながっつり必要なわけでもないしっていうのがあったりだとか。

ルウク@mirr

自然を使って自然災害を抑える仕組みもあるんだね、これは高校生の想像力が活かせそうだな。

ルウク@mirr

なんかずっと座ってるのちょっとあれだし、ちょっと外で話そう!

ルウク@mirr

大学入ってからはどんな活動してきたの?

臼倉 直

なんか、役場のプロジェクトどうこう言ってますけど、意外とそんなになくって。
サークルも部活も何も入ってないんで、最初に、だから 割とその参加自由の費用もそんなにかからない、その地域とかのがっつり関わって できる活動あるよっていうので、最初見たのが、その今の浪江町の復興プロジェクトで、
大元がみんなでその米作りをしようっていう、農大生がその浪江町で米作りするっていうのがベースの企画で、それをみんなでやりつつ、 その中から少数グループにいくつか分かれて、俺がやってるのはその中の1時間半でし、 みたいな感じで分岐してくやつ。

で、その全体の米作りの方のプロジェクトに最初参加をして、それが単に楽しかったんですけど、コメ作りとかに関して、単純に先生に質問があって、 先生に質問しに行って話をしてたら、先生と仲良くなって、で、いろんな話をしてたら、 そのイチジクはイチジクのその活動の方を知れて、で、その活動の、その活動の中で大学の先輩とも繋げてくれて、で、その先輩が、大学のばい、大学のアンテナショップのバイトに繋げてくれて、みたいな感じで、色々それで繋がっていったんですよ。

ルウク@mirr

それで浪江町なのか!

臼倉 直

その、5月に初めて米作りたいって、9月の頭に、その1週間、その 浪江町に行って、その地域学んだり色々やるっていうのがあったりとか。

で、その後、収穫があって、
で、試作だかに1回行って、 で、12月に浪江町の活動全体をみんなでまとめて、その報告とかをやるっていう報告会みたいのがあって、で、それで、い えみたいな感じで、多分去年で5回。

ルウク@mirr

もう5回も行ってるんだ。
てことはあれか、学校で行ったのは浪江だけで、あとは北海道とかは自分で?

臼倉 直

もう1個だけ、2月に 静岡に行ったのはあって、それは、なんか自分の友達が、こんな地域行ってできる面白い、 かつ、なんだイベントみたいな、ある大学主催のイベントあるよって言われて、面白そう、行ってみる。で、
静岡県の川根本町とかに行ったんですけど、 そこ、それは1週間行って、ばい地域のそ方でバイトをしながら、その地域住民の方とか地域の学生とかと話をして、 地域振興というか、課題を見つけて、こうみたいな感じの、そういうイベントが、

でも、大学で行ったのは、じゃあその浪江町とするの2個だけで。あ、そうなんだ。
じゃあ個人で行ったのが北海道と、あとなんなんだっけ。個人で。じゃ、その、
初めて1人で出かけたのは今回の北海道で初めてで。大学入ってから、やっぱその行動範囲と資金があるおかげで出かけることはめちゃくちゃ増えたんですけど、基本誰かしら誰かと行くが多かったんで。

ルウク@mirr

1人で別に行動することに対して何か抵抗があるわけじゃないもんね。

臼倉 直

全然。もう昔から暇だなと思ったら1人で突然ふらっと出かけたりだとそうなの。するようなもんでもあるんで。1人で行くのは 全然いいんですけど、まだ基本やっぱ、やっぱ人と会話するのが好きなんで。

1人で旅行ってなると 感想の共有もできないし、行った先でも突然旅行行ってホテルで誰かと喋るわけでもない、店の人と喋るわけでもない。楽しくないですけど、
今のその知り合いの方がいるっていうところのスタンスで旅行に行けば行った先で誰かと絶対会話ができるんで。そうだね。それなら全然楽しい。

ルウク@mirr

でも孤独みたいなのはあんまり好きじゃないタイプ?
友達とかともさ、なんか、なんなんつうの。俗に言うワイワイ系というかさ、そういう感じでもないでしょ。

臼倉 直

うー、そうですね。
友達とはどういう感じでも、あまり型にはまってない、自由気ままに好き勝手生きてる集団で集まってるんで、 ワイワイしてるわけでもないですし。
落ち着いてもないで、落ち着いてもない。 割と。だから、この前レイクでみんなで集まったみたいな感じに、各々が自由に生きてって、そういう感じ。
はい。集まりたい時に集まって、みんなで好きにやってっていう。

ルウク@mirr

いいね。みんな勝手に生きてるみたいな感じでね。

臼倉 直

旅行とか行くのも計画立てるのが基本嫌いなんで。そうなの。大雑把な目的だけ決めて、それを行く道中は別にもう好きに楽しめばいいと思ってるぐらい 適当な旅のがどっちかっつうと好きで、
だから友達と3人で卒業旅行だって言って、秩父にあの温泉入ってのんびりしに行くぞって言って、マジで あの温泉だけ入って、後宿でのんびりして帰りました。

旅行だからとか言って、朝集合翌日のめちゃくちゃ遅い時間に帰るとかでもなくって、1日目昼の12時に集合して、 翌日1泊泊まって、翌日に昼ぐらいに飽きたな、帰るかって言って帰ったんで。へー、1泊2日なのに滞在時間24時間っていう。

ルウク@mirr

意外とそういう雑な計画の中でも、なんか、なんつうの、楽しみを見つけるというか、逆にそれこそがなんか楽しみみたいなね。無駄な時間を愛するじゃないけど。

臼倉 直

観光地を楽しむもありますけど、やっぱそれよりもやっぱそれをみんなで楽しむとか、誰かと楽しむとかの方が基本好きなんで。
けいかガチガチに計画された通りなスケジュールってあんま好きじゃないの。
基本嫌いです。基本嫌いなんだ。 だって絶対その目的地と目的地の道中に面白いものがあったりとか。そうだね、行ってみないとそれってわかんないじゃないです。確かにその場でしかわかんないようなものとかを 見たりとか見つけたりとかする方が好きなんで。うん、もう計画はブレブレで。なんだ、経過しない方が好きなん。

ルウク@mirr

なんか趣味とかじゃないけどさ。の、普段なんか自分のその楽しみみたいなのが。どういうことが好きなの。何をやるの。です。
それ、今の活動とは別。

臼倉 直

基本まずないんで、ないんだ。家で暇だなって時はyoutube見たりとかしてますけど、でもそんな、うん、 基本なんか動き回ってたらなんか1日終わってるのが多いんで、
スポーツ、バレーボール一応やってますけど、一応ぐらいでしかやってなく。
でもあれですね、 最近の趣味は、でもやっぱ、ええ映画が好きですね。そうなんだ。どういうの見るの。なんかもう割となんでも見るんですけど、
本当馬鹿だろうってぐらいの映画見てて、基本みんなってあれじゃないですか、映画、この映画見たい。で、予定考えてチケット取っていくじゃないですか。

ルウク@mirr

アマプラとかじゃなくて、映画館で見るタイプなんだ。

臼倉 直

でも映画館の集中できる空間が好きで。
だから暇だな。で、何しよう。で映画館に行って、映画館で適当にチケット買ってか見るんですよ。
てっていうのが好きで。

E.Exam

大学受験 秘話

05

ルウク@mirr

そういうことね。なんか話戻るけど、勉強が苦手って言ってたけどさ。高校、進学校だよね?

臼倉 直

勉強が苦手っていうのが。勉強ができないんじゃなくって、
興味がないことをやるのが 微塵も得意じゃなくて。大学受験ぐらいでやっと自覚したかわかったぐらいなんですけど、 興味がない、面白くないって思うものをやんなきゃいけないじゃないですか。学校とかって。

臼倉 直

面白くないなとかって思ってもやらなきゃいけないことをやるのがすごい嫌いで。
自分で言うのも気持ち悪いですね。なんか理解力がある方なのか。授業とか説明を聞けば 理解はできるんですよ。そうなんだ。でも、その学校とかって理解が1番難しいからこそ、そこで教えて。うん。で、それを反復練習するじゃないです。覚えるために理解をするのは得意なんで、
授業聞けばわかるんですよ。やっぱ。でも、わかっちゃえば、その後、反復練習とか
やり方悪いんで、やるのめんどくさいじゃないですか。

なんで知ってるもん。さらにやらなきゃいけんなってやるのが、それで、すごい嫌いで、だから、基本、勉強が嫌いで。だから、高校受験までは理解しちゃえば、それで別に問題が解けたんで。うーん、普通に偏差値も、ま、 別に多少上がってたんですけど、ちょっと高校の勉強からは、理解しても、そっから反復で身につけなきゃいけないものが多そうな。
でもま、高校までは学校通ってれば出れるじゃないですか。最悪。

ルウク@mirr

その高校ってさ、どんぐらいだったの。順位というか、テストの順位みたいなの。

臼倉 直

高校の中でのテストの順位はもう下の下です。下。下の下。そうなの。勉強してなかったんで、毎回赤点とか、
もうほぼそんなもん。それマジかよ。もう高校だから勉強するよりやっぱ部活が楽しいなってなったんで。

In Conclusion

さいごに

06

福島から帰って、数日後のこと。
彼は北海道、福島と連続していたため1ヶ月ほど家を空けていたようだ。

今回は北千住にあるSJCにてインタビューを行った。ワタナベとタナカにとってかなり馴染みのあるサードスペースで、彼を招待できたことを嬉しく思う。

Interviewee/ Nao Usukura
Interviewer/ Luke Watanabe,Kantaro Tanaka
Photo/ Luke Watanabe,Kantaro Tanaka
Direction/ Kantaro Tanaka
Contents Design/ Luke Watanabe