近年、中央集権からの脱却を掲げた「DAO(Decentralized Autonomous Organization/分散型自律組織)」という概念が、社会のあらゆる領域に拡がりを見せています。
MIRRが掲げる「DAO型の小さな島国」という構想をもとに、MIRRとDAOの接続点、その仕組み、そして未来像を具体的にご紹介します!
1. DAOとは何か?
DAO(分散型自律組織)は、以下のような特徴を持つ組織運営の新しい形態です!
・中央管理者が存在しない
・メンバーの合意(ガバナンス)によって意思決定される
・トークンなどのインセンティブ設計が組み込まれている
・自律的に維持・発展していく構造を持つ
従来のトップダウンのヒエラルキーではなく、「参加者全員が構成員かつ運営者」であることが前提です。
ブロックチェーン技術やスマートコントラクトを用いて、組織のルールや報酬がコードに明記されることで、信頼の担保を人ではなくシステムに委ねています。
2. MIRRがDAOと交差する理由
MIRRは、単なるプロフィールデザインプロジェクトではありません。
本質的には以下のような思想を持った小さなDAO型国家=表現のコミュニティ経済圏を志向しています。
🔸 自己主権のプロフィール
ユーザーが自分の「ありのまま」を起点に自己表現し、それ自体が価値の単位になる。プロフィールはIDではなく生き方の証明。
🔸 中央管理者の不在
MIRRの運営方針は、開発者が決定するのではなく、メンバー間の対話・提案・合意を通じて柔軟に構築されていく(例:MTG CAMPなど)。
🔸 トークンエコノミーの実装(MRC)
MIRR Coin(MRC)は、貢献・紹介・購入・参加などの行動によって配布される独自トークンで、MIRR内でのサービス利用に活用可能。
🔸 共創性の徹底
すべてのサービス・商品・イベントが「つくる人」と「使う人」の間に明確な境界がない。
誰もが「表現者」となり、対等な立場で共創に加われる設計。
3. 経済圏としてのMIRR:構造と循環
MIRR内の経済圏は以下のような多層構造で成り立っています。
表現レイヤー | プロフィール・トークセッション・撮影・グッズなど、個人の「表現」そのものが活動の核 |
貢献レイヤー | 他者の撮影・紹介・運営への参加などの行動が「報酬(MRC)」に変換される |
流通レイヤー | MRCは撮影・イベント・商品購入・投げ銭などに使用でき、内側で流通 |
意思決定レイヤー | 「MTG CAMP」などでメンバーが方針に参加・意見し、意思決定を共創 |
拠点レイヤー | オフラインのリトリート拠点(長野・沖縄・葉山など)とも連動し、リアル経済と接続 |
4. DAOとしての今後の展望
MIRRは今後、以下のようなDAO的進化を段階的に進めていきます。
🔹 1. プロフィールNFTによる住民証明
→ NFTで「MIRR住民票」を発行し、ガバナンス参加や特典の可視化へ
🔹 2. ガバナンストークンとしてのMRC活用
→ 意思決定・イベント企画・資金配分などにMRC保持者の意見を反映
🔹 3. コミュニティによる施設運営
→ 古民家拠点やリトリート施設をDAO的運営へ(利用者が設計に参加)
🔹 4. オンチェーンマーケットと相互支援経済の実装
→ サービス出品、グッズ販売、スキル交換などの「MRC経済圏」化
5. MIRRがつくるDAOの新モデル:「魂の国づくり」
MIRRのDAO的挑戦は、単に技術やシステムの話ではありません。
・スキルより「在り方」が評価される
・「共創=Co-Create」が報酬になる(日本円の売り上げに直結)
・支配よりも「循環と愛」で回る国家を育てる
これはテクノロジーを使った「愛の循環の国づくり」ともいえる取り組みです。
プロフィールは「個人の旗」。
MRCは「共感の通貨」。
そしてMIRRは、「プロフィールデザインから始まるちいさなDAO型の国家」です。
MIRRが目指しているのは、DAOの技術だけに頼らない人間性に根ざしたコミュニティの進化形です。
ルールで縛るのではなく、信頼・感性・クリエイティビティによって支えられる社会モデル。
「国」という概念を、「愛と表現と貢献」で再定義する。
そんな挑戦に、あなたもプロフィールから参加してみませんか?
💠MIRR × DAO は、まだ始まったばかり。
わたしたちの“国づくり”は、ここから共創していきます。