2025.6.3

自然と調和するとは

Contributor

(このトークのMIRRクリエイター)

「やってあげてる」とか、「理解してくれない」といつも感じていたのは「依存」による理想像が強すぎたことにあったんだと思いますね。

このTALKのまとめ

  • 社会通念としての「浮気=悪」という前提を疑い、その背景にある倫理観やルールの形成過程を見直す視点が得られる。
  • 浮気は“いけないこと”ではなく、進化上合理的な戦略とも捉えられる──という、生物学的な裏付けと性差の視点を学べる。
  • 芸能人や著名人の浮気が重く受け止められる構造的背景と、影響力が社会規範の形成に与える力学について理解が深まる。
  • 人間における理性と本能のせめぎ合い、そして「理性は本能を完全には制御できない」という現実に目を向ける。
  • 合意形成と信頼のあり方によっては、“浮気”に見える行為も、関係性の進化として許容される場合があるという柔軟な視点。
  • “浮気のライン”に正解はない。信頼を築くためには、相手と価値観のすり合わせを継続的に行うことが何より重要である。

それぞれのスタンスと生物学的視点

Luke

今回は、潜在意識着火コーチのSatorun、宇宙クリエイターのLunaさん、そして私、MIRRファウンダーのLukeでお送りします!u003cbru003eこのリラックスした空気感、すごくいい雰囲気で進められそうです。u003cbru003eさて、今回のKAGAMI TALKのテーマは「浮気はなぜいけないのか?」ですが、最近何かと耳にするこの問題、まさに今こそじっくり議論するのにふさわしいお題目じゃないかと思います!

Satorun

今回のテーマ設定は、「なぜ『浮気はいけない』のか」という、いわば浮気を否定する側の論理構造でその根拠を探っていく、という理解でいいんですよね?

Luke

まさにその通りです!u003cbru003e例えば芸能界に目を向ければ、浮気が発覚するとキャリアに大きな影響が出るほどのペナルティを受ける文化がありますし、一般社会においても「浮気、すなわちチーティング行為は良くない」という共通認識、風潮が根強く存在していますよね。u003cbru003eその根底にある「いったい、なぜなのか?」という部分を、今日は皆さんと一緒に深掘りしていきたいんです。u003cbru003eSatorun、このテーマ、今日初めて耳にされたとのことですが、率直にどう感じますか? u003cbru003eそしてLunaさん、この「浮気はいけないことなのか?」という問いに対して、何かご自身の考えはお持ちでしょうか?

Luna

うーん、浮気ですか…。u003cbru003eそうですね、正直なところ、u003cmark style=u0022background-color:#b668ffu0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003e私自身は浮気が「絶対に、何があってもいけないこと」だとは、あんまり思ってないu003c/marku003eかもしれないですね!

Luke

おお、それは少し意外な意見ですね! u003cbru003eLunaさんはご結婚されていますが、もし仮に、旦那さんが浮気をしたとしたら、どのようなお気持ちになると想像されますか?

Luna

まず、「え、どうしちゃったの? 一体どうして、そんなことになっちゃったのかな?」って、その行動に至った背景や具体的な理由が、ものすごく気になりますね。u003cbru003eu003cmark style=u0022background-color:#b668ffu0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003e彼との関係性の中で何か行き違いがあったのか、それとも彼の心理状態に何か大きな変化があったのか…。u003c/marku003eもし万が一、彼の気持ちが本当に他の人に移ってしまって、「もう私と別れて、あちらの方と一緒になりたい」と言うのであれば、それはある意味仕方がないことなのかな、と受け止めるかもしれません!u003cbru003eでも、そうでない限りは、浮気という事実だけを理由に、こちらから一方的に関係を終わらせる、ということはしないと思います。以前お付き合いしていた方がかなり浮気性な方でしたけど、浮気されていたんだろうな、と感じることはあっても、それが直接の原因で別れたわけではなくて。u003cbru003e自分の気持ちの中で「あ、これはもう終わったな」とはっきり感じた瞬間に、自然と関係も終わっていた、という感じでしたね!

Luke

なるほど…。Satorunは、ご自身が浮気された経験はありますか?

Satorun

私が「浮気された」と認識している範囲では、今のところないですね(笑)u003cbru003eまあ、相手が水面下でどう動いていたかまでは、正直なところ、わからないですから!u003cbru003eただ、女性の浮気という現象について少し触れさせていただくと、いわゆる「乗り換え」という言葉が使われることがありますが、複数の相手と同時並行で関係を持つというよりは、u003cmark style=u0022background-color:#00d084u0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003e生物学的な観点から見ると、より優れた遺伝子を本能的に求める傾向があるu003c/marku003e、ということが言われています。

Luke

それは男性にも共通して言えることで、男性も同様の傾向がありますが、どちらかというと男性は広範囲に自身の遺伝子を残したいという本能が強く働くのに対し、u003cmark style=u0022background-color:#ff6900u0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003e女性はより質の高い、つまり優秀な男性の「種」を慎重に見極め、そこで子孫を確実に育て上げることを重視する傾向u003c/marku003eがありますよね!u003cbru003eそのため、複数の相手と同時に関係を持つことは、女性にとってはリスクやデメリットが大きい。u003cbru003e結果として女性の場合は、本命の相手を「乗り換える」という形を取りやすい、という側面があるのではないかと考えられるのではないかなぁと!

Luke

そう考えると、女性の浮気というのは、ある意味、u003cmark style=u0022background-color:#ff6900u0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003eより良い条件を求める「転職」u003c/marku003eのようなものに近いのかもしれませんね。

Satorun

そういう生物学的な視点で捉え直すと、いわゆる「浮気」、つまり現在のパートナー以上に優れた子孫を残せる可能性を秘めた相手を本能的に求め、そちらへ気持ちが自然と移っていくという一連の動きは、種の保存という観点から見れば、極めて自然であり、むしろ「正しい」行動とさえ言えるのかもしれません。u003cbru003eしかし、人間社会の長い歴史の中で、いつしかそれが「彼氏彼女」あるいは「夫婦」といった特定のパートナーシップの枠組みにおいては、「あってはならないこと」という社会的な規範、一種のタブーとして認識されるようになった。u003cbru003e誰かが、どこかの時点で「それはしてはいけないことだ」とルールとして定めたから、結果として「いけないこと」という共通認識が形成されただけであって、u003cmark style=u0022background-color:#00d084u0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003e生物学的なレベルで見たときに、それが本質的に「してはいけないこと」なのかと問われれば、本来はそうではないはずなんです。u003c/marku003e

Satorun

むしろ、種の繁栄という大目的からすれば、むしろu003cmark style=u0022background-color:#00d084u0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003e「推奨されてしかるべき行動」u003c/marku003eとも解釈できるわけです。u003cbru003e優秀な遺伝子を探し求め、より良い子孫を残すための「合理的な行為」であり、生物としてごく自然に起こりうる、それが普通の状態である、と。u003cbru003eただ、u003cmark style=u0022background-color:#00d084u0022 class=u0022has-inline-coloru0022u003eどこかの時点で、社会的な「ルール」として、それは「許容されない逸脱行為」と見なされるようになったu003c/marku003eのでしょう。そして、その誰かが定めたルールから外れた行動が「浮気」と呼ばれ、「いけないこと」というネガティブなレッテルを貼られるようになった。u003cbru003eこれは、生物学的な正しさとは全く別の次元で成立している話なのだと思います!

このセクションのまとめ

  • 浮気を「いけないこと」とする社会的な共通認識は、芸能界や一般社会に深く根付いている。しかしそれは、誰かがどこかで定めた“ルール”にすぎず、本質的な問いとして「なぜ悪いとされているのか?」という視点が抜けがちだ。Lunaは「浮気=絶対NG」とは考えず、相手の背景や心情に注目し、表面的な行動以上に“内面で何が起きたのか”を重視するスタンスを示した。
  • Satorunは浮気を「本能に基づく自然な行動」と分析する。男性は自分の遺伝子を広く残すこと、女性はより優れた遺伝子を慎重に選ぶことが本能的に備わっているという。特に女性にとっての浮気は「乗り換え」の形をとる傾向があり、それは合理的な遺伝子選択の一環とも言える。Lukeもこれを“転職”のような行動に近いと捉え、浮気の裏にある本質的欲求を肯定的に捉えている。
  • 浮気にまつわる罪悪感や否定的評価は、生物としての自然な行動が“社会的ルール”によって否定されることに起因する。Satorunは、浮気は本質的に「間違い」ではなく、むしろ種の保存における合理的な戦略である可能性を示唆。にもかかわらず、それが“逸脱”とされるのは、社会の中で構築された価値観によるもので、人間はそのルールと本能の狭間で揺れ動いているのだと語った。

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Satorun

潜在意識着火コーチ

潜在意識に着火するコーチングを主体とし、瞑想セッションやリトリートイベントなど幅広く営んでいます!

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